パーフェクト種牡馬辞典


『フューチュリティ Vol.58』


株式会社ジェイエスが『フューチュリティ Vol.58(2016年秋号)』を発売いたしました。年2回発行のオールカラー種牡馬情報誌です。毎号発刊が待ち遠しい1冊です。

・2016初産駒特集
・世界のクラシックレース(2016年)
・馬産地列伝〜北海道に馬産の築いた偉人たち 第9回
・注目の2歳新種牡馬(欧米編)2016
・サラブレッドのバックボーン 第10回(フォルリ)

などなど、盛りだくさんの内容です。

「2016初産駒特集」は新種牡馬9頭の産駒誌上展示で、いち早く新種牡馬の子供たちの馬体を見ることができます。取り上げられたのは、ケープブランコ、シビルウォー、ジャスタウェイ、トーセンジョーダン、トーセンラー、ファーガソン、ダンカーク、ベルシャザール、トゥザグローリー、レッドスパーダです。

「世界のクラシックレース」は、勝ち馬の立ち写真またはレース写真、父の立ち写真、血統表、牝系図、レース結果、レースの詳細なレポートが掲載されています。

どのページを開いても格調高い内容で、学生時代から年2回、ずっと買い続けています。オススメです。Amazon でも取り扱っています。
https://www.amazon.co.jp/dp/4908022585




『CLASSIC WINNERS 1980-2015』


名馬資料物の新刊です。副題は「A PICTORIAL REVIEW OF THE FIVE CLASSIC HORSE RACES IN ENGLAND」。著者はジョン・クロフツ(John Crofts)。



1980〜2015年に行われたイギリスの5つのクラシックレース勝ち馬を、950点以上の豊富なカラー写真を交えて紹介した本で、馬のプロフィール(3代血統表付き)はもちろん、調教師、馬主、騎手などの解説も記されています。

オールカラーで全409頁。今年の結果まで網羅されています。先日行われたセントレジャーは、1位入線した Simple Verse がいったん降着となって2位入線の Bondi Beach 優勝と発表されたものの、後日再び判定が覆って Simple Verse の優勝となりました。こんなドタバタ劇があったので、ひょっとして Bondi Beach が掲載されているのではないかとページを開くまで心配していたのですが、ちゃんと Simple Verse が取り上げられていました。

AMAZON UK、RACING POST SHOP などでは45英ポンド(約8400円)で取り扱っています。これに日本までの送料が加算されます。




『配合パズルでアタリはわかる 2015』


くりがしらさん新著『POGを血統でぶった斬る!!配合パズルでアタリはわかる 2015』が5月3日に発売になりました。
http://www.amazon.co.jp/dp/B00W94SCH8



このシリーズの最初の号は2年前の2013年刊。血統同人誌、という新たなジャンルを開拓し、イラストと図表を駆使する見せ方の新しさだけでなく、豊富なデータで裏付けした完成度の高い内容はお見事としか言いようがないものでした。じっさい、Amazon でも異例の売れ行きを示しました。

3年目となる今年度版も、期待に違わぬ好内容です。最初の号に比べるとあらゆる面でパワーアップしています。キングカメハメハ、マンハッタンカフェ、ハービンジャー、ディープインパクトの4種牡馬を徹底分析し、今年の2歳馬のなかからくりがしらさんが走ると見込んだ好配合馬をピックアップしています。全92ページの完全新作です。

4月末に Amazon の競馬本のランキングを覗いたところ、まだ予約の段階の本書が大手の並み居る出版物を差し置いて堂々1位となっていました。いま現在でも4位ですから凄いですね。曖昧な印象論を排して「数値」という客観的なデータをベースとしているので説得力があります。

内容に関してはくりがしらさんのブログをご参照くださいませ。文句なしにオススメできる一冊です。
http://sfreak.blog24.fc2.com/blog-entry-1354.html




『ウルトラ回収率 2015−2016』


一読者として毎年出るのが待ち遠しい新刊が出ました。

ウルトラ回収率 2014−2015』(ガイドワークス・1850円+税)。

「枠順」「血統」「臨戦過程」「脚質」等のカテゴリーから当たり馬券に直結する高回収率(150%超)データだけを厳選し、まとめた一冊です。データ監修は伊吹雅也さん。

たとえば、現在開催している中京競馬場のデータにはこんなものがあります。「中京ダ1400m×前走の4コーナー通過順が1番手→→→複勝回収率171%」。

土曜中京3Rにダ1400m戦が組まれていたので、さっそく試してみるべく検討してみると、前走4コーナーで先頭だった馬は2番アイアムナチュラルしかいません。そして、見事に本のデータ通りにアイアムナチュラルが逃げ切りました! 単勝330円です。

こんな「誰でもすぐに使えて儲かるデータ」が厳選107個。血統に関する栗山求のコラムも2本載っています。ぜひ、おすすめしたい一冊です。





血統専門誌『サラBLOOD!』vol.3発売!


画期的な血統専門誌として話題を呼んだ『サラBLOOD!』。その第3号が9月19日(金)に発売されます。
http://www.amazon.co.jp/dp/4047300004



『サラブレ』の笠・望田・栗山の担当編集者でもある近藤健之さんが取り仕切って制作したもので、今号も彼のテイストが炸裂した抜群におもしろい内容に仕上がっています。

目次のタイトルを拾ってみます。

・愛・ギルタウンスタッド シーザスターズ探訪録
・グランデファーム衣斐浩代表が語る配合の深淵
・エクイノム・スピード遺伝子検査の利活用
・南米競馬GI体系解説
・名門アラキファームの底力
・田端到の血統小噺
・ジャージーアクトから学ぶべき教訓
・名配合百景 California Chrome
・続Xファクター実践術〜2014年度上半期のGI勝ち馬より〜
・芦毛の El Prado は本当に Sadler's Wells の仔か??
・「迂回血」という考え方
・JRA−VANデータを利用した簡単&便利な血統データ検索&機能
・加藤栄の海外新種牡馬レビュー2014
・日本最大手の競馬古書店『蓑虫屋』の書棚を見た!
・ミトコンドリアとファミリーライン
・ハーツクライ 自身と産駒の魅力ある血統構成
・ダートのチャンピオンが産まれる配合
・受け継がれた名前・ミノル物語
・長老&水兵の“勝手に父系認定”委員会

栗山求は「ジャージーアクトから学ぶべき教訓」を寄稿したほか、「日本最大手の競馬古書店『蓑虫屋』の書棚を見た!」の取材をしています(構成は編集部)。

蓑虫屋』は日本でほぼ唯一のオンライン競馬古書店で、私的によく利用させていただいています。いつか訪問できたら……と念願していたので、近藤さんから取材のお話をいただいたときには「行きます!」と二つ返事でOKしました。じっさいに書庫に伺ってみると、長大な書架は期待に違わぬ偉容で、取材そっちのけで稀覯本の数々を手に取りつつ、夢のような時間を過ごさせていただきました。気がつくと、その場で1万円以上の買い物をしていました。

店主の大久保秀雄さん、奥様、取材ご協力ありがとうございました。飼ってらっしゃる猫がとびきりの美猫で、淡い光のなかで古書のマスコットのように佇んでいる姿が幻想的でした。都会の片隅にこんな異空間があるとは……という感銘で頭がくらくらし、帰りの電車のなかでもその余韻に浸っていたほどです。




『覚えておきたい日本の牝系100』


9月17日(水)、平出貴昭さんの新著『〜ポケット100シリーズ〜覚えておきたい日本の牝系100』 (競馬道OnLine新書)が発売されます。
http://www.amazon.co.jp/dp/4938280647



著者の平出貴昭さんは、以前、競馬通信社で働いていました。要するに栗山・望田の元同僚(後輩)です。現在はサラブレッド血統センターに所属されています。一貫して血統畑を歩んできたプロフェッショナルで、血統屋からも『競馬血統年鑑2013』をはじめ数冊の電子書籍を出されており、いずれも売れ行き好調です。血統屋ホームページの「データ」はほぼすべて平出さんが作成したものです。

その彼が約半年間、心血を注いで執筆したのが本書です。「はじめに」から内容説明を抜粋します。

………………………………………………………………………………………
 本書では、日本での活躍馬が多い100牝系を集めました。「日本の牝系」と聞くと、アストニシメント、フロリースカップ、ビューチフルドリーマーなどの基礎牝馬を思い浮かべる方も多いかと思いますが、競馬歴の浅いファンもより身近に感じてもらえるよう、それよりも小さな括りで、なるべく近20年くらいの日本の活躍馬が目立つ牝系を選びました。
 この100牝系は必ずしも“日本に輸入された牝系”ではありません。日本では、パシフィックプリンセス系やディナーパートナー系のように、1頭の輸入繁殖牝馬の成功から、その近親が多く輸入され牝系が広がるパターンが多いこともあり、本書ではそういった牝系も含め「日本の牝系」としています。
 全体的に、最近の活躍馬を中心に選んでいるので、「この馬ってこんな名牝系出身だったのか」「この馬とあの馬が近親だったのか」などと、新たな発見があることでしょう。こういった血統の見方一つによって、競馬の楽しみ方が変わってくるかもしれません。
 本書の牝系図に出てくる馬名は5000頭以上。巻末に索引も用意していますので、ちょっとした血統辞典としてもお役に立つのではないかと思っております。
………………………………………………………………………………………

中身はこんな感じです。



新書ですからさほど厚くないのですが、ギッシリと情報が詰め込まれており、読んでいて飽きません。血統に興味を覚えたころ、牝系図をまとめた自家製のノートを苦心して作ったことがありましたが、その当時、この本があればどんなによかっただろうと思います。分かりやすく情報が取捨選択されているので、これ一冊で牝系についての読み物や資料は事足ります。父系についての本はそれなりに出版されていますが、牝系についてコンパクトにまとめた本はほとんど見当たらず、本書がその決定版となるでしょう。初心者にとっても上級者にとっても必携のバイブルです。

現在、注文が殺到しており、Amazon では一時的に在庫切れとなっております。おそらくじきに入荷するはずですので、ぜひお買い求めいただければと思います。




『配合パズルでアタリはわかる2014』


くりがしらさん新著『配合パズルでアタリはわかる2014』が4月30日に発売になります。



血統同人誌、という新たなジャンルを開拓した昨年の『配合パズルでアタリはわかる』は、Amazon で異例の売れ行きを示しました。じっさい、イラストと図表を駆使し、豊富なデータで裏付けした内容は斬新で、これは売れるなと思いました。

今年度版はページ数がほぼ倍増。あらゆる面でパワーアップしており、読みごたえがあります。「数値」という客観的なデータをベースとしているので説得力抜群。ディープインパクト、ステイゴールド、ハーツクライ、クロフネの4種牡馬について徹底分析するだけでなく、今年の2歳馬のなかから期待値の高い配合をピックアップしており、POG本としてもフル回転してくれそうです。詳しい内容につきましてはくりがしらさんのブログをご参照ください。文句なしにオススメできる一冊です。
http://sfreak.blog24.fc2.com/blog-entry-1122.html




『ウルトラ回収率 2014−2015』


競馬王新書EXの新刊、『ウルトラ回収率 2014−2015』(ガイドワークス・1200円+税)が発売になりました。「枠順」「血統」「臨戦過程」「脚質」等のカテゴリーの中から、当たり馬券に直結する高回収率(150%超)データだけを厳選し、まとめた一冊です。データ監修は伊吹雅也さん。

これはもう掛け値なしにおもしろい本です。発売日は12月6日(金)ですが、見本が届いたのは週の半ば。一読してすぐ週末の競馬が待ち遠しくなりました。

たとえば、現在開催している中山競馬場のデータにはこんなものがあります。「中山芝1200mの前走上がり1位→→→単勝回収率180%」。へぇ〜と目から鱗が落ちます。この件の詳細条件として「中山芝1200m、かつ新馬を除くレースにおける、前走で出走メンバー中1位の上がり3ハロンタイムをマークしていた馬」という但し書きがつきます。思わず土日に組まれたレースから該当馬を探してみたくなりませんか?

こんな「誰でもすぐに使えて儲かるデータ」が厳選100個。馬券とはこんなにおもしろいんだな……と、あらためて感じました。血統に関する栗山求のインタビューも掲載されております。ぜひ、おすすめしたい一冊です。






『石川ワタル、世界をワタル』


著者の石川ワタルさんはよくダジャレを口にされます。10年ほど前、アメリカのクラシック戦線に「コンガリー」という名の強豪が現れました。そのとき、まっさきに頭に浮かんだのは石川さんです。それから間もなく石川さんを交えて幾人かで飲んだとき、ひょっとして言うのかな、あまりにもベタだが……? という軽い緊張感がありました。そして、飲み始めて3分も経たないうちに、満面の笑みで石川さんは言いました。「コンガリーの皮膚はコンガリと灼けていい色してるんだよ〜(笑)」。期待を裏切らぬ豪速球を投げ込んできたので思わず爆笑してしまいました。

石川さんは『優駿』の海外競馬コーナーを30年以上執筆されています。わたしはあのコーナーを読んで育ちました。初心者にもわかりやすく海外の競馬事情を紹介していただいたおかげで世界の競馬に興味を持てたのは幸せでした。教科書のようなものでしたね。ですから、この世界に入ってまもなく(当時20代前半でした)、石川さんと初めてお会いしたとき、思わず背筋が伸びて自己紹介がやっとという状態でした。石川さんはちっとも偉ぶったところがなく、冒頭に記したように気さくで冗談好きな方だったので、緊張が解けて救われた気持ちになったものです。

その石川ワタルさんが新著を上梓されました。『石川ワタル、世界をワタル』(東邦出版・1800円+税)。タイトルからしてシャレになっています。しかし、内容は正統派。さまざまな媒体に執筆された海外競馬に関する33篇のコラムを集めたものです。こんな本が読みたかったのだ――と、喉の渇きを癒してくれる一冊です。

『優駿』75年6月号に掲載されたデビュー作「レッドラムの悲哀」から今年書かれたものまで幅広く収められています。33篇すべてに対となるような描き下ろしのコラムが付されており、今昔が対比できる構成となっています。勉強になって、なおかつおもしろい。こんな本はなかなかありません。どれも素晴らしいのですが、33篇のなかであえて1篇を選ぶとすれば「エプソム貧乏日記」でしょうか。鮮やかに深く心に残ります。

仕事場の本棚には、石川さんの『世界名馬ファイル』と『世界ワンダーホース列伝』の2冊が最前列に鎮座しています。ここには仕事でよく使う本やお気に入りの本しか並べていません。『石川ワタル、世界をワタル』は早速その横に置くことにしました。




『血統ビーム黄金ガイド』


亀谷敬正さんの新刊『血統ビーム黄金ガイド』(ガイドワークス)が発売されました。統計的に炙り出された事実に対し、オリジナリティあふれる独特の発想から切り込んで解釈するという、鮮やかな“亀谷ワールド”が展開されています。難しいことを簡単に、しかも楽しく書くのは難しいことです。サービス精神にあふれた本書は、読者に新たな世界を提示するために巧みな造語を交えつつ、楽しく読めて重要なこともしっかり理解させるという、血統本の鑑ともいえる内容です。オススメです。






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