パーフェクト種牡馬辞典


オーシャンSはサクラゴスペル


中団を進んだサクラゴスペル(7番人気)が直線で大外から伸び、逃げ粘るハクサンムーン(1番人気)をとらえました。
https://youtu.be/tNiMipdf2Ow

一昨年に次いで二度目の制覇。前走のラピスラズリS(OP)で58kgを背負ってクビ差2着と健闘し、復活の狼煙を上げたのですが、今回は7番人気に過ぎませんでした。ラストがバタバタになってしまった調教を見てしまうと手を出しづらかったですね。追ってからグンと良化したのかもしれません。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2008101031/



父サクラプレジデントは現役時代に中山記念(G2)など重賞を3勝したほか、皐月賞(G1)と朝日杯フューチュリティS(G1)で2着と健闘しています。中山記念で記録した1分44秒9のコースレコードはいまだに破られていません。その母セダンフォーエバーはダービー馬サクラチヨノオーの全妹で、サクラプレジデント自身は「サンデー×マルゼンスキー」なのでスペシャルウィークやメジロベイリーと同じ組み合わせです。

産駒は芝1200mタイプと芝1800〜2000mタイプに大別でき、最近は本馬やサクラアドニスのようなスプリントタイプが目に付きます。3月21日のファルコンS(G3)にはビヨンジオールという産駒が出走を予定しています。現在、中山芝1200mで2連勝中。デビュー前にミオスタチン遺伝子を検査したところ「T/T型」という中・長距離に向いたタイプだったそうです。にもかかわらず短距離に適性を見せているのは、折り合い面に難があるという気性面の影響が大きいためです。サクラプレジデント産駒の短距離タイプはこのようなタイプも多いのでしょう。

サクラゴスペルの母は「Cure the Blues×Seattle Slew」という硬質で一本調子な血で構成されています。配合的にはリーチザクラウンとよく似ています。リーチザクラウンはマイラーズC(G2)ときさらぎ賞(G3)を勝ち、ダービー(G1)でも2着となった実力馬ですが、競走生活を通じて行きたがる気性に悩まされ続けました。



Mr.Prospector と Seattle Slew の組み合わせは、前向きな気性を伝えてスピードタイプに出やすい、ということはこれまで何度か述べてきました。サクラゴスペルは Mr.Prospector こそないものの、その母 Gold Digger を4代母に持っています。

一昨年はオーシャンSを勝ったあと高松宮記念(G1)で4着。今年も同程度の走りは期待できそうです。

◎アフォード(5番人気)は7着。最内で後方待機、という競馬だったので、もう少しペースが上がってほしかったですね。現在は体調も良く、着順ほど負けていないので、展開さえ向けば重賞でもやれる感触です。



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