パーフェクト種牡馬辞典


青葉賞はヴァンキッシュラン


中団を追走した○ヴァンキッシュラン(4番人気)が残り200mで先頭に立ち、外から差を詰めた△レッドエルディスト(5番人気)を1・1/4馬身抑えて快勝しました。
https://youtu.be/FujZ4oq0ZX4?t=24s

1000m通過61秒3は平年並みのペース。向正面に入ってマイネルハニー(7番人気)がペースを上げ、6ハロン目から11秒台のラップが続きました。例年であればペースが緩む中盤で逆にペースアップし、ロングスパート気味の展開となったことで、地力の高さが要求されるまぎれのないレースになったと思います。勝ったヴァンキッシュランは、馬券圏内に入った馬のなかでは最も前で競馬をしていました。能力が一枚上、というレースぶりでした。2分24秒2の勝ちタイムはレース歴代2位。ここにきての充実ぶりが著しいですね。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2013105718/



『競馬王のPOG本』の「栗山ノート」、血統屋の電子書籍『2015〜16年種牡馬別好配合馬リスト ディープインパクト編』でプッシュした馬です。しかし、2着に敗れた昨年7月の函館新馬戦では、伸びやかさに欠けるパワー型のフットワークを見て、これは厳しいぞと感じたのを覚えています。角居厩舎と社台ファーム山元TCの連携によって馬の素質が開花してきました。よくここまで来られたと思います。

母リリーオブザヴァレーはオペラ賞(仏G1・芝2000m)など仏重賞を3勝。その半弟にはUAEダービー(首G2・ダ1900m)を圧勝した Mubtaahij がいます。母の父 Galileo はヨーロッパ生産界の不動の王者で、これまで数々の名馬を送り出していますが、日本の軽い芝に合っているとはいえず、父としても母の父としても不振でした。ヴァンキッシュランは Galileo を含んだ競走馬として初めて日本の重賞レースを勝ちました。

3代母 Gale Warning は「ラストタイクーン×Up Spirits」という素軽いアメリカ血統で、母リリーオブザヴァレーは Hopespringseternal≒ラストタイクーン4×3。ラストタイクーンを抱えたディープインパクト産駒は走っており、そこを強化した配合は好印象です。



とはいえ、瞬発力よりは持続力が持ち味ですから、今回のようなロングスパート気味のレースは展開的に向いていたと思います。本番のダービーでも馬場が渋ったり持続力が活きる流れとなれば怖い1頭でしょう。

◎プロディガルサン(2番人気)は4着。久々の一戦で、展開的に不利な3番手を追走。馬券圏内には残れなかったものの、この内容は評価できます。秋が楽しみです。



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