パーフェクト種牡馬辞典


ヴァナヘイム楽勝


先週の2歳戦でいちばん印象に残ったのは、日曜日の小倉5Rに組まれた新馬戦(芝1800m)です。単勝1.3倍の1番人気に推されたヴァナヘイムが馬なりで楽勝しました。あまりにも力が抜けていたので、勝ちっぷりについてとくに語ることはありません。ただ、パドックからレースに至るまでの落ち着き、道中の大人びた立ち回り、安定感のあるフットワークには大物の相が見て取れました。クラシック路線に乗ってくる馬でしょう。
https://youtu.be/fzgdLueDnTE?t=11s

5月3日にグリーンチャンネルで放送された「JRA-VAN Presents ザ・POGドラフト会議2016−2017」で1位指名した馬です。また、5月20日に行われた「公開ドラフト」では1位指名候補に挙げたものの、同じく1位指名候補に挙げた美野真一さんと競合してクジ引きとなり、残念ながら当たりクジを逃して取ることができませんでした。

馬産地でヴァナヘイムを見て惚れ込んだ美野さん曰く、「他の馬のギャロップよりもヴァナヘイムのキャンターの方が速い」「今まで見たことがない運動神経を感じた」とのこと。わたしは馬産地で取材をしたわけではなく、配合で選んでいるので、そうした言葉を聞くと心強いですね。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2014105907/



母グルヴェイグはマーメイドS(G3)の勝ち馬で、年度代表馬エアグルーヴの娘にあたる良血。アドマイヤグルーヴ(エリザベス女王杯2回)の4分の3妹、ルーラーシップ(クイーンエリザベス2世C)の半妹でもあります。

父がキングカメハメハなので、二冠馬ドゥラメンテとは8分の7同血で、なおかつルーラーシップとは4分の3同血です。





ディープインパクトは産駒が総じてコンパクトなので、娘たちが産んだ子も比較的小さめです。そこは留意すべき点ではあるのですが、血のポテンシャルは高いので、サイズ的に問題のないものには大きな期待が掛けられます。リーディングサイアーを連続して何度も取るような種牡馬が母の父として失敗したという例は知りません。いずれ母の父としても頂点に立つ日が来るのではないかと思います。

ヴァナヘイムはデビュー戦の馬体重が472kg。馬格は十分です。今年デビューした2歳馬のなかでは最も器が大きく、秋デビューを待つトップクラスのディープインパクト産駒と比較しても互角といえる存在でしょう。来春が楽しみです。



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