パーフェクト種牡馬辞典


フランケル様に拝謁


英ニューマーケットでセリや種牡馬を見学してきました。タタソールズの「ディセンバー繁殖牝馬セール」は、これまでにドナブリーニ(ドナウブルーとジェンティルドンナの母)をはじめ多くの名繁殖牝馬が日本人に購買されてきました。今年も有名どころの生産者が集結し、血統や馬体を吟味して将来のクラシック馬の母を探していました。



日本勢の最高価格馬は Euro Charline。ノーザンファームが75万ギニー(約1億1000万円)で落札しました。ビヴァリーD.S(米G1・芝9.5f)を勝ったほか、ファルマスS(英G1・芝8f)、ロッキンジS(英G1・芝8f)、ドバイターフ(首G1・芝9f)などで2着となっています。ドバイターフでは鋭い末脚でリアルスティールに半馬身差まで迫りました。



繁殖牝馬セールは4日間(11月29日〜12月1日)の日程。有力馬は2日目に集中して上場されます。著名なバイヤーは3日目以降は参加せず、仏ドーヴィルで行われるアルカナセール(12月3〜6日)に移動するというのが例年のパターンです。社台グループのスタッフもそのスケジュールで動くとのことでした。

こちらは11月30日に帰国しなければならないため、フランスへは行かず、滞在最終日は合田直弘さんにお願いして同じニューマーケットのバンステッドマナースタッドを見学してきました。

繋養数はわずか5頭ながら、Frankel、Oasis Dream、Kingman、Dansili、Bated Breath というラインナップ。世界最高クラスの名門です。

5番目に引き出された Frankel は、母の父デインヒルの影響を感じさせる巨大なトモが印象的で、目の前に立つとまるで筋肉の壁のようでした。それでいて動きが柔らかいのが素晴らしいですね。







日本にもこれからかなりの数の産駒がやってくる予定です。どの子もミスエルテやソウルスターリングのような活躍をするわけではないと思いますが、重賞戦線を賑わす子はやはり相当な数にのぼるでしょう。

来年から産駒がデビューする Kingman は現役時代8戦7勝(うちG1を4勝)。Frankel と同じく種付け申し込みが殺到しており(300頭以上とのこと)、格の高い繁殖牝馬でないと事前審査でお引き取り願うことになるそうです。血統構成が50%同じ Oasis Dream とは顔も雰囲気もよく似ていますが、こちらのほうがやや脚長でビュンと弾けそうな馬体です。どう考えても成功するだろうという馬で、Frankel を脅かす可能性もあるでしょう。





慌ただしい滞在でしたが、とても勉強になりました。またぜひ行きたいですね。





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