パーフェクト種牡馬辞典


京阪杯はロードカナロア


 ■土曜京都11Rの京阪杯(G3・芝1200m)は、好位のインを追走した◎ロードカナロア(1番人気)が楽々と突き抜けました。
http://www.youtube.com/watch?v=otxnsrkFriI

才能の違い。この一言に尽きます。安田隆行厩舎の短距離王国ぶりは特筆すべきもので、カレンチャン、ダッシャーゴーゴー、トウカイミステリーに続く現役4頭目の短距離重賞ウィナーが誕生しました。土曜日に東京競馬場のイベントでご一緒した井内利彰さんが、以前、安田調教師にその秘密を問うたところ、「わからない」という返事だったそうです^^

ロードカナロアに◎を打ったまではよかったのですが、魅力的な穴馬が多かったため、そちらに印を回したところ、2着グランプリエンゼル(3番人気)の印が抜けてしまいました。失敗でした……。予想文を転載します。

「◎ロードカナロアは『キングカメハメハ×ストームキャット』という組み合わせで、半兄ロードバリオスもOPクラスまで出世している。2代母サラトガデューは米G1を2勝した名牝。母の父ストームキャットは『ノーザンダンサー+セクレタリアト』という構成で、このパターンは父キングカメハメハと好相性を示している。ストームキャットは硬質なスピードを伝え、時計勝負にも強いタイプ。前々走の葵S(OP)までは逃げ・先行の一本調子な競馬だったが、前走は中団に控えてゴール前で強烈な決め手を発揮した。スプリンターとして相当な奥の深さを感じさせる大器だ。」
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2008103552/


11月11日のエントリー「キンカメ産駒の上級配合ハイクラウン」で以下のように記しました。

「父キングカメハメハは『Nothern Dancer+Seceretariat』の構成を持つ血と相性が良好です。ローズキングダム(ローザネイ)、ロードカナロア(Storm Cat)、ベルシャザール(セクレト)、エオリアンハープ(シークレットシェアラー)、ビンテージチャート(Storm Cat)など、この組み合わせはよく目にします(カッコ内は Nothern Dancer+Seceretariat の血)。」
http://kuriyama.miesque.com/?eid=17

2代母サラトガデューは優れた競走実績だけでなく、異系色の強い血統構成や馬体の素晴らしさも兼ね備えた名牝です。その娘、つまりロードカナロアの母レディブラッサムは、Secretariat≒Syrian Sea 3×4という全きょうだいクロスを持ちます。Secretariat が上記のニックスの鍵だとしたら、ロードカナロアの場合、この全きょうだいクロスを持つことでさらに効果的だろうと思われます。

先行力があってズドンと弾けるわけですから負けづらい馬ですね。3歳馬だけに成長の伸びシロもあるでしょうから、同厩のカレンチャンも枕を高くして寝られません。

■土曜日の東京芝はインコース天国でした。前に行った馬がなかなか止まりません。東京最終レースはスローの逃げ馬に誰も競りかけなかったので、1〜3番手の馬が順序を入れ替えただけでそのままゴールになだれ込みました。

ジャパンCの予想をした金曜日の段階ではスローの瞬発力勝負、と読んでいたのですが、こういう馬場になると先に行こうとする馬が増え、そこそこペースは上がるでしょう。極端な上がり勝負にはならないと思います。

日曜日はダービー前に芝のレースが5つ行われます。これで内側が多少荒れてくれば、内外の伸びに関してはそれなりにバランスのとれた馬場コンディションになるかもしれませんね。ただ、それでも基本的には内枠の先行勢が有利でしょう。




コメント
栗山さんこんばんは。
安田厩舎ってホントに短距離重賞のエキスパート厩舎になりましたね。

何故かを考える。
今年の安田厩舎の短距離重賞勝ち馬の父はキンカメ、クロフネ、サクラバクシンオー。共通点を考えると。
産駒の体形が詰まった筋肉質の産駒が多いです。

ってことは、安田調教師の好みがそういう馬なんで成績になっていると考察。
ちょっと前までは安田厩舎はマル外ばかり走ってたのも同じ理由からかなと考えます。
  • まさ
  • 2011/11/27 5:30 PM
栗山先生こんばんわ。ロードカナロアは、強かたですね(^_^;)
前のブログのところでも、栗山先生が絶賛していましたので、
私も自信の1着固定で馬券をGET致しました。

先生の理論を引用し、追加しますと…

ニジンスキー≒ストームバード 6×3
グロウスターク=ヒズマジェスティー6×4

という部分も隠し味になっているように思いました。


本日のJCの結果の記事も楽しみにしております(^-^)



  • brokken
  • 2011/11/27 10:34 PM
>まさ様

おはようございます。たしかにそうした傾向は考えられますね。人間でも、ポッチャリした子が気になるとか、髪の長い子じゃないと興味が湧かないとか、人それぞれ好みというものがありますから、馬を選ぶ際にそうした好みが表れても不思議はないと思います。安田隆行調教師が現役時代にまたがった最強馬トウカイテイオーは、そうしたタイプとは真逆なのがちょっとおもしろいですね。
>brokken 様

おはようございます。馬券的中おめでとうございます^^。おっしゃるような部分が底力の下支えとなっているかもしれませんね。カレンチャンとの対決はおそらく高松宮記念までお預けだと思いますが、新装なった中京競馬場は以前よりも直線が約100m延びるので、これがどう出るかですね。
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