パーフェクト種牡馬辞典


2011年の種牡馬傾向を振り返る(3)


本日はダートです。

この分野は一昨年までクロフネの独壇場でした。08年から3年連続で勝利数トップに立ち、10年は驚異の115勝で後続をぶっちぎりました。2位シンボリクリスエスが60勝だったのでほぼダブルスコア。もし仮に、11年のトップを当てる馬券が売り出されていたとしたら、クロフネは1.1倍ぐらいのグリグリ人気だったはずです。

ところが、11年の競馬が終わってみれば第3位。前年比44勝減という大苦戦を強いられ、キングカメハメハ、ネオユニヴァースに追い抜かれてしまいました。この王朝交代劇が昨年のダート競馬のハイライトだったといえるでしょう。

■ダ1000〜1300m
【勝利数】
1位 サクラバクシンオー    31勝(+4)
2位 ストラヴィンスキー    20勝(+5)
3位 ゴールドアリュール    19勝(+5)
4位 アフリート        17勝(+4)
5位 サウスヴィグラス     16勝(−1)
【連対率】
1位 ストラヴィンスキー  24.7%(+5.3)
2位 サクラバクシンオー  19.6%(+2.3)
3位 アフリート      19.5%(+6.2)
4位 マンハッタンカフェ  19.1%(+5.3)
5位 クロフネ       18.1%(−0.3)

短距離はサクラバクシンオーがさすがの強さ。06年以降の6年間で5回目の首位です。ダートでは芝ほどの凄味はなく、過去にJRAのダート重賞で馬券になった馬はタイセイアトムしかいません。未勝利、500万下でマメに勝ち星を拾いました。2位のストラヴィンスキーは地味な種牡馬だけに注目したいですね。連対率では1頭だけ抜きんでた数値を記録しています。ローカルのダ1000mで狙い撃ちたい馬です。

■ダ1400〜1600m
【勝利数】
1位 アグネスタキオン     19勝(+11)
2位 クロフネ         14勝(−12)
3位 ネオユニヴァース     14勝(+8)
4位 キングカメハメハ     13勝(−1)
5位 ゴールドアリュール    13勝(+6)
【連対率】
1位 アグネスタキオン   28.6%(+14.1)
2位 ブライアンズタイム  25.8%(+10.8)
3位 フレンチデピュティ  24.7%(+12.5)
4位 フジキセキ      23.8%(+0.7)
5位 ネオユニヴァース   19.5%(+1.2)

アグネスタキオンはアイアムアクトレス(4勝)、アルゴリズム(3勝)がポイントゲッターとなり首位に立ちました。連対率でもトップなので文句なしの成績です。この部門は4年連続でクロフネが首位でしたが、昨年は12勝減で2位に落ちました。連対率は22.7%から13.5%に急降下しています。

■ダ1700〜2000m
【勝利数】
1位 キングカメハメハ     58勝(+26)
2位 ネオユニヴァース     56勝(+24)
3位 シンボリクリスエス    41勝(−5)
4位 クロフネ         40勝(−24)
5位 アグネスタキオン     27勝(+13)
【連対率】
1位 ネオユニヴァース   24.4%(+4.7)
2位 キングカメハメハ   22.4%(+1.1)
3位 シンボリクリスエス  20.9%(−0.3)
4位 ゼンノロブロイ    20.9%(+3.6)
5位 マンハッタンカフェ  20.3%(+1.0)

昨年のダート競馬でキングカメハメハとネオユニヴァースが躍進したのは、この部門で大きく伸びたことが寄与しています。競走数が多いカテゴリーなので、ここで数字を伸ばせば全体でも上へ行きます。前者が+26勝、後者が+24勝ですから勢いを感じますね。両馬とも得意としているのはダ1800mで、ローカルで行われるダ1700mはシンボリクリスエスが盤石の強さです。クロフネは前年比24勝減で首位から4位に落ちました。

■ダ2100m〜
【勝利数】
1位 キングカメハメハ      8勝(+5)
2位 ネオユニヴァース      3勝(+2)
3位 アフリート         3勝(±0)
4位 マーベラスサンデー     2勝(+2)
5位 シンボリクリスエス     2勝(−1)
【連対率】
1位 アフリート         75.0%(+19.4)
2位 キングカメハメハ      42.3%(+28.0)
3位 スウェプトオーヴァーボード 40.0%(+40.0)
4位 ゼンノロブロイ       30.0%(+30.0)
5位 マーベラスサンデー     24.1%(+14.1)

この部門はサンプルが少ないので、1頭の成績に左右されやすく、参考程度に見るのがいいでしょう。キングカメハメハの8勝は、1頭に依存した数字ではないので信頼できます。芝では無冠に終わったもののダートは二冠。ダートの中長距離では頼りになります。(この項終わり)





2011年の種牡馬傾向を振り返る(2)


 昨日のエントリーでは馬場別の種牡馬傾向について分析しましたが、本日と明日は距離別。本日は芝、明日はダートの予定です。

距離を分析する際に悩むのは“どの距離で区切るか”ということ。いちばんいいのは1000、1200、1400……と、200m単位で細かく見ることです。ただ、あまり細かすぎると個々のサンプルが少なくなってイレギュラーが発生しやすくなり、かえって傾向を見誤ってしまいます。

ここは長いものに巻かれろ方式で「TARGET frontier JV」の区分けに従うことにします。2500m以上のカテゴリーはあまりにもサンプルが少ないので、2100〜2400mのカテゴリーと合わせます。昨日と同じくカッコ内は昨年との増減です。「連対率」の対象となるのはその距離の勝利数10位以内の種牡馬のみです。

■芝1000〜1300m
【勝利数】
1位 サクラバクシンオー    43勝(−12)
2位 キングカメハメハ     16勝(−3)
3位 フジキセキ        16勝(+9)
4位 クロフネ         13勝(+1)
5位 ジャングルポケット    12勝(−2)
【連対率】
1位 クロフネ       24.8%(+1.9)
2位 キングカメハメハ   23.0%(+2.9)
3位 フジキセキ      19.3%(+9.1)
4位 ファルブラヴ     18.0%(−4.1)
5位 キングヘイロー    17.7%(−1.2)

1位のサクラバクシンオーは定位置を守りました。ただ、一昨年に比べて内容は大幅に悪化しています。勝利数はトップを守ったものの12勝も減らし、連対率に至っては前年比6.9%減の17.2%で、首位からランク外に転落しました。グランプリボスのNHKマイルC制覇、イギリス遠征……という派手な話題もありましたが、本業のスプリント路線では例年ほどの圧倒ぶりは見られませんでしたね。自身が昨年4月に22歳で死亡したように、年齢的な衰えという見方は否定できないでしょう。となれば、今年も同様の傾向が続くと思われます。

■芝1400〜1600m
【勝利数】
1位 アグネスタキオン     32勝(+11)
2位 ディープインパクト    28勝(+8)
3位 フジキセキ        25勝(+2)
4位 キングカメハメハ     21勝(−21)
5位 ロージズインメイ     17勝(+11)
【連対率】
1位 ダイワメジャー    27.2%(前年なし)
2位 ディープインパクト  25.8%(−15.4)
3位 アグネスタキオン   24.2%(+2.2)
4位 クロフネ       21.5%(+6.4)
5位 ロージズインメイ   20.5%(+7.2)

昨日のエントリーでキングカメハメハの芝の勝ち星が前年比30勝減、と記しました。その元凶はこのカテゴリーです。一昨年は42勝でトップ。昨年は21勝と半減しています。一方、目立って増えたのはアグネスタキオンとロージズインメイで、いずれも11勝ずつ上積みしています。とくに後者はこういったランキングとは縁が薄いイメージがあるので注目したいところです。ディープインパクトの連対率が大幅に減ったのは、前年が産駒出走の初年度で、高めの数値が出やすい2歳戦のみの成績だったからです。しかも41.2%という驚異的な成績だったのでこの結果も致し方ありません。昨年の連対率部門は、初年度産駒の2歳戦のみの成績でダイワメジャーがトップに立ちました。初年度に勝利数ベスト10に入るのは大したものです。

■芝1700〜2000m
【勝利数】
1位 ディープインパクト    71勝(+54)
2位 キングカメハメハ     40勝(−3)
3位 ステイゴールド      39勝(+13)
4位 ジャングルポケット    35勝(+16)
5位 マンハッタンカフェ    32勝(−6)
【連対率】
1位 ディープインパクト  27.6%(−7.8)
2位 ステイゴールド    22.1%(+4.7)
3位 ハーツクライ     20.7%(−11.5)
4位 キングカメハメハ   18.9%(−1.6)
5位 ジャングルポケット  17.6%(+2.9)

このカテゴリーの注目はなんといってもディープインパクト。前年からじつに54勝を上積みし、2位に約1.8倍の差をつけて断然トップに立ちました。まだ2世代しか走っていないにもかかわらずこの成績ですから空恐ろしいですね。じつは、このカテゴリーは我が国の競走体系のなかで賞金総額が最も多く、たとえばダート競馬全体と比較してみるとその半分強に達しています。ディープインパクトがダート戦で影が薄いにもかかわらずサイアーランキング上位に躍進しているのは、大票田であるこの部門を押さえているから、ともいえます。とくに芝1800mの成績が素晴らしいですね。リーディングサイアー奪取に向けて着々と態勢を整えつつあるといえるでしょう。ディープインパクトとハーツクライの連対率が減っているのは心配いりません。比較となる前年の成績が高めの数値が出やすい2歳戦のみのものだったからです。

■芝2100m〜
【勝利数】
1位 ステイゴールド      16勝(+9)
2位 ハーツクライ       13勝(前年データなし)
3位 キングカメハメハ     13勝(−3)
4位 ディープインパクト    11勝(前年データなし)
5位 ジャングルポケット    10勝(−1)
【連対率】
1位 ハーツクライ     32.9%(前年データなし)
2位 ディープインパクト  24.1%(前年データなし)
3位 ゼンノロブロイ    23.3%(+5.1)
4位 スペシャルウィーク  20.7%(+4.0)
5位 ステイゴールド    19.5%(+3.7)

もともと中長距離に適性のあるステイゴールドが勝利数でトップに立ちました。四冠馬オルフェーヴルが4戦4勝でポイントゲッターです。当カテゴリーは芝2100m以上ですが、やや短い芝2000mでもきわめて優秀な成績を挙げています。2位のハーツクライも立派です。出走頭数がステイゴールドの約6割しかありません。連対率は32.9%でトップ。最も得意とする東京芝2400mでは連対率が46.7%に達しています。今年の青葉賞、オークス、ダービーでは要注目ですね。キングカメハメハは前年首位から3位に落ちました。芝で三部門トップ(芝1400〜1600m、芝1700〜2000m、芝2100m〜)だった一昨年はやや出来すぎの感があったのも事実で、昨年は芝無冠とはいえ、やはりどの距離でも安定して上位に食い込む万能ぶりは見事です。(つづく)





2011年の種牡馬傾向を振り返る(1)


 種牡馬のトレンドは毎年少しずつ変化します。うっかりすると古い認識のまま馬券を買う羽目になって痛い目に遭います。2012年の競馬が始まる前に昨年のJRA成績を振り返ってみましょう。


以下は昨年1年間の種牡馬別勝利数ランキングです。総合(平地)、芝、ダートの三種に分けてみました。カッコ内は昨年との増減です。


【総合】
1位 キングカメハメハ   181勝(+2)
2位 ディープインパクト  135勝(+94)
3位 ネオユニヴァース   128勝(+32)
4位 アグネスタキオン   116勝(+16)
5位 クロフネ       113勝(−39)
6位 シンボリクリスエス  108勝(−5)
7位 サクラバクシンオー   96勝(−9)
8位 マンハッタンカフェ   96勝(−14)
9位 フジキセキ       93勝(−21)
10位 ジャングルポケット   91勝(+18)
【芝】
1位 ディープインパクト  115勝(+76)
2位 キングカメハメハ    90勝(−30)
3位 ジャングルポケット   72勝(+20)
4位 ステイゴールド     63勝(+17)
5位 アグネスタキオン    61勝(−9)
【ダート】
1位 キングカメハメハ    91勝(+32)
2位 ネオユニヴァース    84勝(+42)
3位 クロフネ        71勝(−44)
4位 シンボリクリスエス   56勝(−4)
5位 アグネスタキオン    55勝(+25)


総合成績で目立った増減はディープインパクトの+94。2世代目がデビューした種牡馬は初年度の3〜4倍ぐらい勝つのは普通のことです。2世代だけでこのポジションに上り詰めるのは異例であり驚くべきことですが、ポテンシャルを考えればこのぐらいの数字は出して当然といえます。イメージどおり芝で勝ちまくっており、この部門でキングカメハメハを抑えてトップに立ちました。


ネオユニヴァースも勝利数が+32と伸びています。当ブログで何度か取り上げたのですが、最近の同馬はダート向きの種牡馬にシフトしています。ダートで+42は圧巻です。一昨年まではダートよりも芝の勝利数が多かったのですが、昨年はほぼダブルスコアでダートが圧倒しています(ダート84勝、芝44勝)。


同じようにダートの勝ち星が増えているのが総合首位のキングカメハメハ。勝ち星は昨年とほぼ同数なので、これだけでは何も起こっていないように見えますが、中身は大きく変わっています。芝は−30、ダートは+32。ダートの王者クロフネを抜き去ってこの部門のトップに立ちました。計181勝の内訳をみると芝90勝、ダート91勝で、ダートが大きく伸びて芝をわずかに上回りました。このクラスの種牡馬がこういう動きを見せるというのはいい兆候とはいえません。


芝とダート、それぞれのレース数をクラス別に分析すると、ダートが芝を上回っているのは未勝利戦と500万下だけで、1000万下より上のクラスはすべて芝がダートを凌駕しています。クラスが上がれば上がるほどその傾向は強まり、たとえば重賞では芝108レースに対してダートはたった16レースです。このように、日本の競走体系は芝がメインなので、芝→減、ダート→増という種牡馬は、メインストリームからやや距離を置きつつあるという見方もできます。


原因として考えられるのは、芝で強烈な強さを発揮するディープインパクトのような種牡馬の台頭でしょう。上記の表にはありませんが新種牡馬のダイワメジャーとアドマイヤムーンもこのカテゴリーに入ります。ステイゴールド、ハーツクライ、ジャングルポケットも芝の強さに定評があります。要するに、ネオユニヴァースとキングカメハメハは、芝路線でこれらに対抗するのがしんどくなっているのでしょう。じつはアグネスタキオン、マンハッタンカフェ、ゼンノロブロイも、昨年は大幅な芝減、ダート増という結果でした。ダート方向に追いやられつつある種牡馬は1、2年で巻き返しがきかないと今後苦しくなります。


キングカメハメハとネオユニヴァースがダートで躍進し、その割を食ったのがクロフネ。−44は酷いですね。昨年はカレンチャンやホエールキャプチャが頑張ったイメージがあり、芝に限れば37勝から42勝に増えたのですが、ダートの落ち込みが厳しく、この部門で首位から滑り落ち、総合でも2位から5位にダウンしました。ダート戦のクロフネは以前ほど信用できません。


種牡馬の世界は優勝劣敗です。何かがシェアを伸ばせば、別の何かがシェアを減らします。ディープインパクトが猛烈な勢いで芝のレースを勝ちまくった影響で、キングカメハメハやネオユニヴァースがじわりとダート色を強め、それらに追い立てられる形でクロフネがダートの王座から転落する……。単純化するとこんな図式で種牡馬界の玉突きが起こっているように感じます。(つづく)





東久留米団地を歩く


 元日は酒を抜くためのウォーキングをしてきました。自宅近くを歩いても飽きるので、電車で1時間ちょっとのところにある東京都東久留米市上の原へ遠征。なぜこの場所を選んだかというと、小学1、2年生のころ通っていた東久留米市立第四小学校が今年3月に廃校になると聞いたからです。最後の姿を見ておこうと思いました。

この小学校は、東久留米団地(通称上の原団地)の一角にあり、そこから通う生徒が大多数を占めます。しかし、老朽化した団地を取り壊すため住民が転居し、生徒数が激減していました。

高度成長期に全国に建てられた団地は、現在そのほとんどが耐用年数に達しており、取り壊しの波に晒されています。東久留米団地は1962年の完成ですから今年でちょうど50年目。わたしは72年6月から77年3月まで(4〜8歳時)住んでいました。不惑を迎えたいいオッサンになっても、心の故郷として決して忘れることができないのが東久留米であり、このごくありふれた郊外の団地なのです。

団地に入ると、公団住宅だったエリアは、工事用のフェンスが張り巡らされて立ち入ることができません。一方、公務員住宅のエリア(昔はここに住んでいました)は、住民の方がまだいらっしゃるものの、その数はごく少ないようです。近々取り壊される運命なのでしょう。心の故郷を自分の目で見るのはおそらく今日が最後です。


ほとんど人の気配がない広大な団地。ベランダに洗濯物はなく、窓や門扉は固く閉ざされています。かつては人の流れが途切れず賑わっていた道は見渡すかぎり誰もいません。上空を舞うカラスが時折カァーと鳴き、野良猫がこちらをじっと見ています。音のない世界に迷いこんだかのように静かです。まるで人が消えて街だけが残ったSF映画の一シーンのようです。


小学校は冬休みなので立ち入ることができませんでした。校舎を目に焼き付けてその場を去りました。あちらの辻、こちらの通り、向こうの団地に目をやると、そのたびに子供時代の自分や友達の姿を幻視することができました。

古(ふる)団地 昭和は遠く なりにけり

2時間ほどかけて思い出の場所をひとつひとつ巡り、思わず口をついて出たのが中村草田男の名俳句をもじったこのインチキ川柳、というのが悲しいところです(笑)。とにもかくにも、高度成長期の輝かしい象徴だった団地が歴史的役割を終えていくその終着点を見た思いでした。

無人の団地の真ん中に立ち、そろそろ帰ろうかと思案していたところにマグニチュード7.0(震度3)の地震が発生。四階建ての団地群がいっせいに揺れ、窓枠がガタガタと鳴りました。揺れが収まると、何ごともなかったように元のしんとした団地に戻りました。





あけましておめでとうございます


 年末はどこにも遠出をせず自宅で過ごしました。大晦日が締め切りの原稿を執筆し、血統屋のスタッフと今後の方針について打ち合わせをし、大井競馬場で重賞レースを観戦し、ブログや年賀状を書いていました。何も起こらない静かな年の瀬です。

ここ何年か、年末年始には必ずどこかへ旅をし、自宅を留守にしていました。競馬の仕事をしていると毎週途切れなくレースがやってくるので、エアポケットのようなこの時期に、無性にどこかへ行きたくなります。昨年はいろいろなことが起こり過ぎたので、なんとなくそんな気分になりませんでした。

家にずっといるとどうしても酒量が増えますね。いつもの年の3倍ぐらい飲んでいたような気がします。ケースで買った缶ビールが猛スピードで減っていきました。2012年の抱負として大きなことは思いつかないのですが、とりあえず運動をして酒を抜きたいです(笑)。

大晦日は大井競馬場へ。メインレースの東京2歳優駿牝馬(S1・ダ1600m)は、エンジェルツイート(2番人気)が逃げ切りました。エミーズパラダイス(1番人気)が2着。行った行ったの決着です。
http://www.youtube.com/watch?v=Up7XHZXXkDg

両馬ともホッカイドウ競馬でデビューし、南関東に転厩してきました。勝ったエンジェルツイートは平和賞に続く重賞連勝。配合については11月19日のエントリー「きょうだいで重賞V」で触れています。兵庫の雄オオエライジンの半妹です。
http://kuriyama.miesque.com/?eid=27


手綱を取った森泰斗騎手(船橋・30歳)は、2011年の南関東で最も躍進した騎手といえるでしょう。169勝を挙げ、戸崎圭太騎手(327勝)、御神本釧史騎手(203勝)に次ぐ第3位に食い込みました。10年は113勝で第6位、09年は65勝で第18位でした。年々ジャンプアップして順位を上げ、いまや南関東を代表する名手のひとりです。もともと北関東でデビューし、同地の競馬が05年に廃止になると、船橋競馬に移ってきました。関東で今年ブレイクした田辺裕信騎手もそうですが、腕の冴えた若手騎手が頭角を現していくときのオーラは独特なものがあります。

新しく何かが台頭し、何かが衰え、その繰り返しで競馬は新しくなっていきます。馬も人も、毎年同じようで同じではありません。2012年の競馬はスターホースがそろっているので楽しくなりそうです。春のクラシックでディープインパクト産駒が本領を発揮するのか、秋の凱旋門賞でオルフェーヴルがどんな競馬をするのか、興味が尽きません。個人的にはぜひフランスへ行ってレースを観戦したいです。

今年もよろしくお願いいたします。







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